リブロース サーロイン 違い

リブロースとサーロイン、ヒレの違い|一番美味しいのはどれ?

 

牛肉の塊

 

このページでは、リブロースとサーロイン、ヒレの違いについて詳しく解説しています。

 

  • リブロースとサーロイン、ヒレの違いってなに?
  • 一番美味しく食べられるのはどの部位?

 

とお考えのあなたのお役に立てれば幸いです。

 

 

 

リブロース、サーロイン、ヒレの違いを比べてみた!

 

両手を上げる女性

 

それでは早速、リブロース、サーロイン、ヒレの違いを解説していこうと思います。

 

ここでは

 

  • 肉質
  • 味わい
  • 部位の位置
  • 値段
  • 栄養

 

の6つのポイントそれぞれについて違いを見ていきます!

 

部位の位置の違い

 

牛の部位

 

リブロース、サーロイン、ヒレともに牛の肩から腰にかけての「ロイン」と呼ばれる部分です。

 

それぞれ

 

  • リブロースは、ロインのなかで肩寄り
  • サーロインはリブロースの隣で腰に近い
  • ヒレはサーロインの下で脊髄下部

 

に位置しています。

 

肉質の違い

 

霜降り肉のアップ

 

リブロース、サーロイン、ヒレはいずれもロインの部分から取れる部位ですが、細かく見ると肉質にも違いがあります。

 

リブロースとサーロインは、きめ細かくサシが多い部位です。

 

ただサーロインのほうがサシは強く、リブロースはサシが入りやすいもののやや控えめです。

 

一方ヒレは赤身なのでサシは少な目で、牛肉のなかでも最も柔らかい部位になっています。

 

また肉汁がたくさん含まれているため、赤身の割にはジューシーな味わいがあります。

 

味わい・食感の違い

 

満面の笑顔のj女性

 

サーロインは、甘みのある脂が詰まったサシが多めに入っていて濃厚な味わい

 

一方ヒレは赤身で、さっぱりですが肉の味は濃く、脂が苦手な人でも美味しく食べられます。

 

そしてサーロインとヒレの中間に位置するイメージなのが、リブロース。

 

脂と赤身のバランスが良く、それにより味もバランスが取れているので料理を選ばない汎用性が特徴です。

 

値段の違い

 

電卓を指す指

 

ロインは牛肉のなかでも最も価値のある部分だと言われています。

 

そのため、どれも他の部位と比べると値段は高めです。

 

 

黒毛和牛 松阪牛 神戸牛
リブロース 1,050円 7,000円 4,900円
サーロイン 1,400円 8,000円 5,800円
ヒレ 2,700円 14,000円 5,850円

※100gあたり

 

黒毛和牛、松阪牛、どちらもリブロースが一番安く、ヒレが一番高い結果になりました。

 

リブロースとサーロインが一頭あたり約10kgほど取れるのに対して、ヒレは約3kgくらいしか取れません。

 

そのため希少な部位として扱われているというのもありますが、人気があることから需要が高いのも高値が付く要因になっていると考えられます。

 

栄養の違い

 

栄養士の女性

 

栄養といってもいろいろありますが、ここでは一番気になるカロリー、タンパク質の量を比べます。

 

カロリー 脂質 タンパク質
リブロース 451kcal 54.4g 13g
サーロイン 456kcal 42.5g 12g
ヒレ 223kcal 15g 19g

※和牛100gあたり

 

リブロースとサーロインはサシが強めで、脂が多く含まれるので脂質、カロリーともに高めになっています。

 

対してヒレは赤身なのでカロリーはリブロース、サーロインの半分ほど、脂質は1/3ほどになっています。

 

またタンパク質は1.5倍くらいあるので、体重を絞りたいから食事制限をしているという方はヒレ。

 

特に気にしないから、脂もお肉も楽しみたいという方はリブロースかサーロインを選ぶと良いでしょう。

 

リブロース、サーロイン、ヒレの違いまとめ

 

3つの電球

 

ここまで、リブロース、サーロイン、フィレの違いを解説してきました。

 

お伝えしてきた違いを表にすると、以下のようになります。

 

リブロース サーロイン ヒレ
霜降り/赤身 バランス 霜降り 赤身
肉質 きめ細かい きめ細かい きめ細かい
部位 ロイン ロイン ロイン

値段※1

7,000円 8,000円 14,000円
バランス 濃厚 さっぱり
カロリー※2 451kcal 456kcal 223kcal
タンパク質※2 13g 12g 19g

※1 A5松阪牛100gあたり
※2 和牛(皮下脂肪なし)100gあたり

 

表から読み取れることをざっくりまとめると

 

  • リブロースは赤身と霜降りのバランスが良くて、比較的リーズナブル
  • サーロインは脂が多くてこってり濃厚な味わい
  • ヒレはやや高価だけどさっぱりヘルシーで肉本来の味が楽しめる

 

という感じです。

 

こうして比べてみると、リブロース、サーロイン、ヒレは一見同じようなところに位置する部位ですが、以外と大きな違いがあるんですね。

 

もしどれにしようか迷っているようであれば、上記の違いを念頭に選んでいただければと思います。

 

リブロース、サーロイン、ヒレの部位の特徴を解説!

 

上記でリブロース、サーロイン、ヒレの違いはお分かりいただけたかと思います。

 

次はもっと詳しく知りたい!という方に向けて、リブロース、サーロイン、ヒレの部位を掘り下げて解説していきます。

 

あわせておすすめの食べ方も紹介していますので、参考にしていただければ嬉しいです!

 

リブロース|部位の特徴

 

リブロースステーキ

 

全体としては、赤身と霜降りのバランスが良い部位。

 

お肉の旨味が濃厚で肉質もいいため、高い人気を誇っています。

 

用途としてはローストビーフやすき焼きに使われることが多いですが、焼肉やステーキなどにも合うオールラウンダーです。

 

また厳密には、

 

  • リブロース芯
  • リブカブリ
  • マキ

 

の3つに分けられ、お店によっては別個で販売されていることがあります。

 

当サイトでは、リブロースの部位をさらに詳しく解説しています。

 

リブロース芯、リブカブリ、マキの特徴についてもお伝えしてますので、もうちょっと詳しくリブロースのことを知りたい!という方は、ぜひこちらもご覧になっていってください!

 

 

サーロイン|部位の特徴

 

サーロインステーキ

 

リブロースと隣り合った腰の部分に当たる部位です。

 

肉厚でキレイな形状と、均一にたっぷりと含まれているサシが特徴。

 

味に雑味やムラがなく、ちょうどいい歯ごたえにじゅわっとあふれる甘い脂が楽しめるため、

 

  • ステーキ
  • すき焼き

 

におすすめです。

 

またサーロインは、名前の由来も興味深いものがあります。

 

説の一つは16世紀中ごろのもの。

 

当時美食家だったイギリス国王が、晩餐会で出されたステーキの旨さに感激。

 

肉の名前がロインであることを知ると、そこにナイトの称号であるSirを与え、サーロインという呼び名が定着したという説。

 

もう一つは14世紀ごろに存在したフランス語「Surlonge」が由来になっている、というもの。

 

ちなみに前半のSurは「〜の上に」という意味で、後半のlongeは「腰肉」という意味です。

 

どちらもそれっぽい説ではありますが、実際のところどちらが正解なのか、はたまた全く違う由来があるのか、いまだ明確な答えは出ていません。

 

ヒレ|部位の特徴

 

ヒレステーキ

 

脊髄の下側、腰の奥あたりに位置し、一頭から二本しか取れない希少な部位です。

 

クセのないさっぱりした赤身ですが、ほとんど動かさない筋肉だからとても柔らかいです。

 

また肉質はきめ細かく舌触りはなめらか。

 

そのため

 

  • ステーキ

 

にすると美味しく食べられます。

 

焼き方は弱火でじんわりと火を通し、レアからミディアムくらいで食べるのがおすすめです。

 

 

リブロース、サーロイン、ヒレ一番美味しいのはどれ?

 

人指し指を立てる女性

 

個人的には、ヒレが一番美味しく感じます。

 

ただ上記でもお伝えしたとおりリブロース・サーロイン・ヒレそれぞれに特徴があり、また人それぞれに好みもあるので、一律でこの部位が一番美味しいとは言い切れません。

 

つまり食べる人によって一番美味しい部位が変わるとも言えます。

 

そこで好み別にマッチする部位を整理してみると、

 

  • こってりした肉がいいなら、サーロイン
  • あっさりした肉がいいなら、ヒレ(フィレ)
  • バランスの取れた肉がいいなら、リブロース

 

という感じになります。

 

濃厚な脂を味わえるサーロインか、脂と赤身両方味わえるリブロースか、あっさりしながら濃い肉の味を楽しめるフィレかの選択ですね。

 

個人的には30代も後半に差し掛かり、霜降りの脂が重く感じるようになったのでフィレが一番美味しいと感じます

 

ただ20代の方、また私と同年代、年上の方でもまだまだ霜降りの脂が旨い!という方もたくさんいらっしゃいます。

 

なので結局は食べる方の好み、お肉との相性によって一番美味しい部位は変わってくる、ということになります。

 

まとめ

 

青空に浮かぶ電球とPOINTの文字

 

ここまで、リブロース、サーロイン、ヒレの違いについて解説してきました。

 

まとめると

 

  • リブロース、サーロイン、ヒレはいずれもロインという部位
  • リブロースの特徴はサシと赤身のバランスがよく、色々な料理に合う
  • サーロインの特徴はたっぷりのサシと濃厚な味わい
  • ヒレ(フィレ)の特徴は柔らかな赤身とあっさりした味わい
  • それぞれの違いはサシの強さ、値段、カロリー、タンパク質の量にある
  • 個人的にはヒレが一番美味しいと思うが、結局は人による

 

という感じです。

 

リブロース、サーロイン、ヒレいずれもステーキやすき焼き、焼肉などで定番の高級部位で、取れる場所的には近いものの肉質や味わいはそれぞれの魅力があります。

 

どれが一番美味しいかは結局のところ人によるところが大きいため、一概に言うことはできません。

 

そのため最終的には食べる方の好みに合わせることが、一番美味しい部位の選択になるかと思います。

 

 

 

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